割れない木製コースター作り 2

木材乾燥方法の最適解は? コースター作り

前回までの簡単なあらすじは、木材が乾燥する時にヒビが入るのを抑えたい。

昔ながらの水中乾燥が有効そうだが、毎日の水換えおよび時間が掛かり過ぎる!!

そこで、水じゃなくお湯なら早く乾燥するんじゃないかと思い、今回挑戦してみました。

お湯で煮込むことで、殺菌、消毒効果もあれば一石二鳥作戦です。

結果は惨敗で半分近くにひび割れが発生してしまいました。

お湯で煮込む

今回使う木は、 と言う広葉樹で、とても堅く良質な薪になります。

鍋が大きく、水から煮込むと時間が掛かりそうなので、

時短の為に給湯器からお湯もらって煮込んでいきます。

開始温度20分経過60分経過
60度100度100度
着火強火消火

タフ丸君で煮込みました。お湯から煮込んだため直ぐに沸騰したので、

少し火を弱めて煮込んでいきます。一時間ほどで

ガスボンベが空になった為ここで煮込み終了。

鍋から出して、乾燥させていきます。

乾燥2日目

見た目でも湿っているのが分かるくらいです。

まだ表面が濡れているものもちらほら、外側の皮を持った感じは

まだ しっとりしています。

乾燥3日目

持てばまだ、少ししっとりしている感じです。

まだまだ乾燥には時間が掛かると思っていたのですが

ここで、木材に異変が!!

全体の 6~7割 ほどに小さなヒビが入ってきました。

なぜ?しっとり感があってまだ乾いていないのに?

乾燥5日目

だいぶ見た目にも乾燥が進みました。

何だか少し軽くなった気がします。

乾燥7日目

持った感じはもうしっとり感はありません。

ひび割れの隙間が少し広くなった気がします。

乾燥14日目

乾燥具合が落ち着いたので、ここで実験終了とします。

結果発表!?

コースターの数 割れ 割れなし
53個28個25個

約47%の確率で割れないコースターが作れました。

率直な感想は、『思ったより割れた』でした。

割れ防止の為に、少し厚めにカットした物も割れが入っていたのにはビックリしました。

まとめ

木材を煮込んで水中乾燥の良いところと、時短の両立を目指して

みましたが完敗です。

ひび割れが入ってしまいましたが、せっかく作ったコースターに

ヤスリがけしながら、つぎの方法を考えてみます。

せっかく木製コースターを自作したので、焼き印を押してみました。

こちらの焼き印はメルカリでオリジナル焼き印を作って頂きました。

やっぱり、焼き印をするとカッコ良い!!

コースター作りに成功したら、焼き印作りにも挑戦してみたいと

密かに思っております(^^♪

次のコースター作りはこちらから↓↓↓

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