蜜蠟ワックス作り

趣味

木製コースターを手作りしていて、それに塗る物を探していて

撥水効果のある蜜蠟ワックスなるものを知って

自作に挑戦してみる事にしました。

材料

  1. 蜜蝋
  2. 乾性油(クルミ油)

材料はこの2つだけで意外にシンプルです。

蜜蝋はネットでも買えますが、私の場合は

地元の養蜂屋さんから分けて貰えました。

ただ、量が小分けでなく一番小さい物で、

4.5㌔もあり正直ビビりました。



乾性油も色々種類がありますが、

今回はクルミ油で挑戦してみます。

理由は、クルミなら身近で採れるので

将来的に油も自作できればとの思いから

クルミ油にしました。

計量

蜜蝋ワックスの材料はシンプルで、蜜蝋と

乾性油だけです。

単純に蜜蝋が多ければ固く仕上がり、

乾性油が多ければ柔らかく仕上がります。

好みの問題ですが、私の使ってみた感想だと

蜜蝋:乾性油=2:8

の割合が固すぎずに使いやすいので、

こちらを基準に挑戦してみて下さい。

容器に取る

容器に材料を取っていきます。

ここで気を付ける点は、蜜蠟が付くと取りずらいので

付いても困らないもの、わたしの場合は容器を

蜜蝋ワックス専用にしてしまいました。

100均のタッパーを使用しました。

湯煎して溶かす

蜜蝋の融点は約65℃なので水を張った鍋などに

容器を浮かべて溶かしていきます。

初めての時は、赤外線温度計で温度を測りながら

作業しましたが、結局は溶けるので、温度を測らなくても

大丈夫です。



ココでの失敗談は

湯煎の鍋に蜜蝋をこぼしてしまって、鍋をダメにしてしまった

ので、あまり良い鍋は使わない方が良いようです。( ノД`)シクシク…

割りばしでクルクルかき混ぜていけば固形の蜜蝋が溶けていくので、

すべて固形がなくならば湯煎完了です。

後は鍋からだして冷ませば完成です!!

実際に塗ってみた!!

コースターに実際に塗ってみました。

ヤスリがけした面に蜜蝋ワックスを布で薄く

伸ばしていきます。

塗り終わったら一時間程乾かして、

さらに乾拭きして、1日乾燥させればワックスが落ち着いて

良い感じ!!

本当に撥水するか水道で水を掛けてみたら

驚くほどに弾いて感動しました。(*^-^*)

取り扱い注意

蜜蝋ワックスを使う上で注意する点が2つあります。

1、乳幼児のいるご家庭はご使用注意

2、自然発火にご注意

乳児のいるご家庭はご使用注意



1歳未満のまだ腸内環境が整っていないお子さんが蜂蜜を

摂取した場合、蜂蜜に含まれているボツリヌス菌が原因で

乳児ボツリヌス症を発生することが御座います。

蜜蝋にどの程度のボツリヌス菌が含まれているのかの

データは見当たりません。

よって1歳未満の乳児がおられるご家庭での蜜蠟ワックスを

使用する場合はそのリスクを理解した上で、使用するかしないかを

判断する必要が御座います。 

自然発火にご注意

塗装の際、拭き取りなどに使用したウエス(布やスポンジ)は

使用後は直ちに必ず水の入った容器に入れて、

十分に水に浸してから処分して下さい。

使用後、そのままの状態で放置すると自然発火し、

火事になる恐れがありますのでご注意ください。

実験で、使用ごに放置しても自然発火現象は

発生しませんでしたが、用心に越したことはありません。

番外編

光る蜜蝋ワックスにも挑戦

ここまで説明した蜜蝋ワックス作りで、湯煎の時に

蓄光顔料を混ぜてやるだけで

あら不思議、光る蜜蝋ワックスの出来上がり!!

木製コースター作りはこちらをご覧ください

↓↓↓

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