小屋から、年代物の黒板が出て来ました。そのまま使うのもアジアンが合って良いかなと思ったのですが、あまりに隙間と凸凹があり、修理することにしました。
昔の黒板は、手作りで匠の技が光っていました。3cm程の厚みの板に溝を彫り、そこに角を加工して押さえに差し込んで固定していました。
その固定部分が、経年により、木が痩せて隙間が大きくてなっていました。
上から板を叩いてやっても、隙間が埋まりきらないので、その隙間をパテで埋める事にしました。
材料
- 木工用ボンド
- 木の削りカス
お手軽パテの材料はこの2つだけです。100均で今回はボンドを購入しました。大きめのサイズの物を最初一つだけ準備して臨んだら、全然足りずに急いで買い足しに走りました(笑)
1センチの隙間を1メートル埋めるのに1つ使い切る感じでした。多めに準備するのをお勧めします。
2つを良く混ぜ合わせたらいよいよ黒板の隙間を埋めていきます。
黒板の隙間埋め。
パテを隙間に木の棒を使って押し込んでいきます。乾燥すると予想以上にパテが瘦せるので、山もりで丁度良い位でした。子供達は工作気分で楽しそうにお手伝いしてくれました♪
子供と3人で30分程で全ての穴埋め完了です。この状態で一週間乾かしました。
パテ埋めの失敗談
乾燥する時に、壁に立てかけて乾燥していたらなんと黒板自体が歪んでしまいました。
歪みのせいでパテは剥がれ、隙間だらけになってしまい泣きながら全部やり直しました。
2回目の乾燥の時は、平らな地面に慎重に置いて乾燥させました。
黒板表面の研磨
乾燥したパテを削って平らにします。乾燥すると、カチカチの石の様に硬くなります。手でヤスリ掛けしていては、日が暮れてしまうので、今回はサンダーに取り付けるタイプのヤスリを使いました。
ツルツル過ぎても書きずらいと思うので、100番代の粗目の物で仕上げました。あまり調子に乗って削り過ぎると、せっかく塗ったパテが剥がれてしまうので、程々に(笑)
塗るだけで黒板になる魔法のペンキ
今回、黒板をリメークするのに色々調べていて一番驚いたのがこの魔法のペンキです。
本当に塗るだけで黒板に仕上がります。2022年当時に黒板ペイントで調べると100均のペイントがコスパが良いとの事で近くのお店を回りましたが私が住んでいる田舎では見つけることができませんでした。
なので、ホームセンターで800円程でこちらの
ターナー色彩 チョークボードペイント 緑 170ml
を購入しました。
1.8メートル×1メートル に2度塗りして少し足りない位でしたが、水溶性で水で薄めて使うので、最後の方は結構水で薄めて何とか間に合わせました(笑)
ペンキ塗りは子供にお願いして、みんなで楽しく塗っていました。
この時にペンキを入れる船とローラーは100均で購入しました。DIY するのに100均は欠かせないですね。
二度塗り直後の写真です。まだ乾く前で気持ち明るく感じます。
こちらが完成写真です。一週間経つと大分色が落ち着きました。
新しいと何だか気持ちが良いですね。このまま暫く飾っておこうかな(笑)
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